2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Frontera

なんだか何故だか疲労する。その空間を味わって、私は、とても、私という存在に近い存在で在れて、しかし何処か成熟とした誰かや何かやあの、生めかしいワインの色を見ていると、狂いたくなる。赤い、紅よりも緋色としたあの誘導飲料は危険だ。奥底の紅に騙…

真っ赤な血

何か寂しくなってしまうと余計にいと可笑しくなってしまって、朝にその憂鬱を食ったり、喰われたりしていながら生きている。 骨の擦れていくその鳴き音、聞いてよ。

Soft Cut

私は私の自由を決められない。吐き捨てた言葉は稚拙で、ただ稚拙で、あの人を迷わせたことだろう。私は不眠と、抽出されたような吐瀉物の記憶が持つ、微睡んだ悼みの中にいる。ただ、悼み要る。けだるい、けだるいと言いながら明日を何故か呪っている。不眠…

疲労

わたしはやはし、赤子のようになまめかしく、厄介で。だから、仕様がないのね。徹夜明けの頭でふらふらと思う。無理をして、今度は更に無茶をしたくなる。なんて嫌な根性なんだ。こんな殴り書きはノヲトの上だけで良いのに、ノヲトが見つからないの。電車が…

車内の傾き

トパーズを求めて私は城へ向かう。行方などなひ。しかし私は城へと向かう。失った何かは戻らない。吐露した記憶は戻らない。しかし私は今城へ向かう。断片的にも描いた私のノヲトを手に取り戻す為。

デコレート

私の心にゆとりを。豊かな孤独を、自由を。