2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

いっそのこと精神病棟にでも入院すれば良い。そうして思い知れば良い。私なんかよりももっと気が違えてしまうような、そんな悲しみを持った人達を見て、感じて、思い知れば良い。堪える。留まる。自分で食べた物位自分で責任を取れ。取り戻す事は出来るんだ…

ユーロジン

嫌な夢によって何度も目が覚める。私は犬にさえ犯される。 多少食べ物を摘んで、身体を床に着かせる。食パン。バターの味。チョコレェトの滲む甘さ。二回起きてその都度貪るように菓子を食べて、また床に着く。味は覚えている筈もない。これが自宅だったら確…

雑多

拒食症、摂食障害の番組をみました。自分のことを見ているようでしょう、と笑いながら言った母の顔がほんの少し不快で、ほんの少し悲しく、大分のこと、何かを亡くした自分を自覚しました。こんなまずい食事は久しぶりだ、とあの人や彼が言ったあの時のよう…

お目出たい

何なのか知らん、この心地の良い強制感。絡まった、その、何と言いますか、優美、この、悦楽的な強迫感。 これが美しい愛だなんて、私からは口が裂けても言えやしません。けれどその疎ましを、私、きっと仕様のない程愛しております。きっと、心の何処か奥底…

骨の音

この人がこの音楽を聴く権利などない。ないに決まっている。それなのに、どうして。

一つの夜、一人分の温もり

もう戻らない。もう戻れない。先に進まなければいけない。例えあの人と繋いだ手が離れても。距離も形も、例え全てが変化してしまっても。それが、人間だから。

裸体

あのような醜態を晒してしまう日々があったのなら、あり得てしまったのなら、私は蝶の標本の様に針で留められ、首をうなだらせ、開き放しの口から自身の唾液でべとべとと身体を汚れさせていた方が。嗚呼、その方がよほどマシであったと言えるかもしれない。

薬物麻痺

時間の経過に怯えなかった一日。 眠くて眠くて、息が出来なくて、つまりまあ、身体が苦しい。酸素が回らないね。

眠い。夜、食べたいだけの甘味を詰め込んで、味も食感も判らぬまま無理矢理に床へと就く。薬の為か目は虚ろになりつつあるも、意識だけは明確であり、きちんと分を弁えられている。肩凝りが酷くない。呼吸がしやすくもないが敢えて器官に留める理由がない。…

ロマンスカー

ああああ、安定剤で成り立つ私の一日って一体何なんだと思う。仕様のない事だと分かってはいるけど、けど、何だ、本当、呆れてしまう。

詰まらない。つまァらない。悲しみが胸の内で慌ただしく呼吸する。

せめて頭のまどろみを醒まそうと、彼の記した多くの心を書き写す。

記憶を亡くす私は、決して消えやしないという「過去」の事実に慰められて、筆を握る指に涙を垂らしたりも、する。そうしていると身体の何処か奥の方で感情がざわついて、それが途端に激しく視界を滲ませていくものだから、仕様もなく、ああ、途方なき想いっ…

年月の響きを感じても、私は未だに明日の響きを知れてはいない。酔って、騒いで、泣き崩れて、そうしてこの身の想いが熟していくのを待っている。ただ静かに熟していく、夢の訪れまでの微かな時間に大望している。薬が効いて、ほんの少し存在が境界に板挟み。

世界

もう私は駄目です。もう駄目、と思う位に、私はあの人を出鱈目軽率に、愛しているやうな気がします。陽が眩しい。額が照せられる。瞼が軽量と泳ぐ。嗚呼、駅まであと一駅です。

無我

骨で出来た格子、の中に居る。私は一人泣いて、暗闇の中で、目が見えない、耳が聞こえない、と細々呟く。手には筆だけを握って、紙も持たず、インクも持たず、囀るように、すすり泣く。 ゆるやかに、ゆるやかに、謡うように、呟き続ける。 (紛い物の、)レ…

欲に咲く、

このままでは境界が曖昧になってしまふ。明日のことを見失うのは昔からお得意のお得意だ。あああああ。気が違っている。過去が見えない今日しか見えない明日が見えない。ただ求めてしまう。自分ではない他者のぬくもり。 今日はゆっくり生活が、したい。ゆっ…

凍死と溺死

私はいつまでも化石のやうに眠り続けて、呼吸の封を開けぬまま、すうすうとした冷たい空気を肌に感づる。 寒い。痛い。身体が半死している。寒い。痛い。侘しい。 緩やかに落ちていければ、と思う。溺死のビジョンは私にとって沫やかだ。愛を呟きながら死に…

爛れる脳

忘れ物が多過ぎな件について。キャリーケース、紙袋。この前は財布、自転車の鍵。たァくさん。ああ、その分の私を私は失ったのだろうなあ、と思う。実質的過ぎる程に、ね。

光を掃う指先で。

自分が、どうにかなっているという自覚を持てないと緊張という緊張が身体から抜けないような気がして、今更ながらにして、ああ、駄目人間だなァ、と思いつつも意識の辛うじて持てている自分にくつくつと笑ってみたりする。もう、陽が高いよ。日曜の朝は大嫌…

鏡に吸い込まれた日々よ、

何が悲しいのか判らない。ただ、うん、心臓がこんなにも痛みに毒しているよ。 頭には呼吸が回らない。手には筆が馴染まない。酸素は乏しくなって、貧しいから、貧しくてどうしようもないから、私は紛いものみたいな甘ァいチョコレートを口に含んで、そうして…

悲しいね

足元が振動として、鼓膜がベールを払って、指先が熱やいだ酸素を鼻から吐息される。そうでもしなければ呼吸の安息を手探れやしない。そんな私とは一体何だと言うのです。

そう、そこには何等かの意味が欲しい。私はそう思った。

残骸

年月の響きを感じても、私は未だに明日の響きを知れてはいない。酔って、騒いで、泣き崩れて、そうしてこの身の想いが熟していくのを待っている。ただ静かに熟していく、夢の訪れまでの微かな時間に大望している。薬が効いて、ほんの少し存在が境界に板挟み…